
小川 糸さんってご存知ですか?「食堂かたつむり」の作者さんです。
小川 糸さんもモノを大事に少ないモノで暮らす達人です。「これだけで、幸せ」を読んだ感想を紹介します。
これだけで、幸せ
小川 糸さんの書籍「これだけで、幸せ」は小川さんの暮らしを見せてくれる本です。
さすが作家さん、読み物としてもとても面白く読みました。シッカリとした文体でキッチリした方なんだろうなと思わせます。
この本の副題「小川糸の少なく暮らす29ヵ条」とあり"大切な人生を、私らしく生きるための秘訣"という素敵な言葉が表表紙に書いてあります。
書籍の中で気に入ったところを紹介しますね。
収納は「隙間をたっぷりつくる」を原則とする
これは"第1章これだけで幸せな「ものづきあい」12ヵ条"のひとつです。
隙間をたっぷりつくる これは断捨離の片付けで言われている7.・5・1の割合と同じかなと思います。小川糸さんちの収納は5割~7割だそうです。
隙間をたっぷりつくる理由は"新しいモノを受け入れられるゆとりをつくっておく"ということ。すべてをぎっちり詰め込んでしまうと、新しいモノが入ってこない、入る場所がなくてチャンスを逃がす気がします。
小川さんが意識していることは、「入れ子」になるモノを選ぶこと。大きなモノからドンドン小さくなるモノをすっきり収納できます。
お皿やお茶碗など小さなものからでも重ねておけるモノに変えて行くと、収納スペースにいつの間にか「隙間」ができてきます。食器棚のゆとりづくりにピッタリですね。
私も憧れた食器がありました、入れ子の「応量器」と呼ばれる食器です。初めてみたのはお寺で。その潔さ(?)にビックリ。
↓使いやすそうなお手頃な応量器です

ゆとりをつくるには、モノを気軽に家の中に入れないという意識を持つことだそうです。
海外と比較して、日本の町の風景というのは「歩くだけでものが買いたくなる」仕掛けに満ちています。
歩くだけで・・というフレーズが印象的。でもそうですよね。確かにそういう仕掛けにハマってしまいます^^; 他にも夜のネットショッピングはご法度ですね。夜は脳が疲れている時間帯なので衝動買いしてしまいます。
隙間をたっぷりと作り、それを維持するだけでも空いた場所分幸せがくるような気がしますね^^
まとめと感想
小川さんの暮らしのこだわりは、モノを大事にする、気に入ったモノを長く使うことなど生活の中で、時間をかけて作り上げたものなんですね。
また日本の「明るすぎる住空間」に疲れたとも。小川さんは思い切って天井照明を止めたそうです。日本の天井照明は灯りを1つで賄うために天井の真ん中につけたと聞いたことがあります。私の部屋も夜はなるべく手元灯とスタンドを使います。手元に集中でき仕事が捗り時間の配分が上手くなりました。
暮らしに変化をつけるなら照明を変えるのもいいかもしれません。
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