カレン・キングストン著 田村明子さん訳の本。

私の運命を変えたこの1冊を、
ぜひあなたに知って欲しいと思います。
あれは、3年前のこと、
「最近、モノを整理してるの」と簡単なメモと一緒に
友人が送ってきた本。
それが、「ガラクタ捨てれば・・・」でした。
その頃の私は、
「どうせすぐ散らかるんだから」
「私ひとりが片付けて、誰も協力してくれないじゃない!」
そんな自暴自棄な気持ちで、家の中は無残な状態のまま放置状態。
「このままじゃいけない!何とかしなきゃ」
という思いも、忙しさと、脱力感で空回りばかり。
心にも余裕がなく、いつも怒ってばかりで、
家の中もイヤな空気が流れいたと思います。
そんな時、何気なく読み始めた「ガラクタ捨てれば自分が見える」。
大げさではなく、半分も読んでいないのに、
体の奥底から突き上げる「衝動」を抑えられず、
「お母さん、もう止めて」と娘に言われるほど、
いらないものを捨て始めたのです。
自分にとって必要なものだけを残し、使いやすい場所に片付け、
20年ぶりにモノが散乱していない部屋になった、その瞬間。
待っていたのはすばらしい「爽快感」でした。
あぁ、このために片付けたんだと思わせる幸福感を味わったのです。。
その後、もったいない精神で「捨てない」ことをモットーにしていた
私の友人にもプレゼント。
驚いたことに、その友人も「衝動」にかられ(?)
私が、ビックリするほど、片付け始めたのです。
この本には、そうさせる「不思議な力」があるのだと感じます。
とくに、私が突き動かされたのは、
家と環境は、私自身の内面を反映しているいう言葉でした…。
「ガラクタ」とはエネルギーの渋滞であり、
人生を停滞、混乱させたりしていたのです。
「ガラクタ」でいっぱいの家で、
「家族に対する愚痴」や「ツイてない人生」「決心できない性格」を
すべて他人のせいにして、ひとり不満を溜め込み、不機嫌でいた私。
乱雑に積まれた服やたまった食器、
いたるところで吹き溜まりを作っている紙の山、
このすべてが、
私の内面を表しているとは!
すべて自分のせいだったとは!
衝撃でした。
その後、矢も楯もたまらず、暴走するがのごとく捨て始めた私。
断捨離元年ともいうべき年になったのです。
この本はタイトルに「新」とあるとおり、改訂版となります。
私が読んでいた25万部のベストセラーとなった
「ガラクタ捨てれば自分が見える」よりさらにパワーアップ!
2003年、2008年と2回の改訂を経て
「時間の管理術」「視点を変える」という章が加わりました。
時間の優先順位を決める方法やガラクタを溜めない生活の仕方など、
今の私やあなたに必要で、ピッタリな情報が発表されています。
リピーター続出なのも理解できますね。
自分にとってのバイブルは、何度読み返しても発見があるもの。
私も、ちょっと部屋が散らかってきたなという時に、
「カツ」を入れるために、読み返します。
すると、以前に読んだときの感動が蘇ると同時に、
以前は普通に読んでいた部分が、やけに心に響いたりという
体験がかならずあります。
「いい本」というのは、自分自身の成長や変化に応じて、
その時に必要な答えをくれるものなんですね。
断捨離本、片付け本と、何冊も読んでいる私ですが、
やはりナンバーワンはこの本です。いちばん効きます。
わかっているけれど、行動できない。
「片付けない」言い訳は、この本を読めば一気に吹き飛んでしまいます。
↓ぜひ、私と同じ感動を味わって下さい。
新 ガラクタ捨てれば自分が見える (小学館文庫)
